不思議の国のメラネシア　南太平洋探検の旅

ガダルカナル、マライタ、サボ、ベララベラ、ブーゲンビル、ラバウル、タラセア、そしてシンボ。
ここに私の原点がある。
南海の孤島、火山、大洞窟、旧日本兵の捜索、戦跡、怪獣のいる湖……
「ナンパワン　ソロモン！」へと続く旅は、ここから始まった！

　　彩流社　１９８６年刊　　１８００円＋税

第一章　　貝貨の島

第二章　　鉄底海峡

第三章　　空港のある町

第四章　　ベララベラの幻影

第五章　　南洋材物語

第六章　　イモ掘り大臣

第七章　　ダカタウア湖

第八章　　女護が島

未知の旅を終えて─あとがきにかえて

参考文献

　　処女作です。つたなくも、若い当時の思いが詰まっている本です。そして、現在の私にとっての原点でもあります。単なる南の島の放浪記としてだけでなく、洞窟探しや怪獣探しなどの探検要素はもちろん、戦争の影と残留日本兵騒動、南洋林業の現場、発展途上国の悩みなどジャーナリスティックな視点も多く、今でも通じる情報も多いと自負しています。以前は、ソロモンに赴任する青年海外協力隊員の必読文献？だったとか。

　　なにしろ古い本だから、書店の店頭ではまず見当たりませんが、ジュンク堂書店では取り扱っているようです。あるいは直接版元（彩流社）に注文ください。

●彩流社http://www.sairyuusha.co.jp/

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『「森を守れ」が森を殺す』　／『伐って燃やせば「森は守れる」』　／『チモール　知られざる虐殺の島』
『山が学校だった』／『日本の森はなぜ危機なのか』／『イノシシと人間』／『里山再生』／『田舎で起業！』
／『だれが日本の「森」を殺すのか』／『田舎で暮らす！』／『割り箸はもったいない？』