生駒通信２００７年１月〜３月

３月24日（土）
　　大阪で講演後、生駒に帰ってくるが、まだ夜は早い。最近、帰宅拒否症（笑）なので、あんとれのモニカーノに寄る。そこで、常連客らと液晶テレビで女子フィギュアスケートを見ながら、ああだこうだと評論。なんだか盛り上がるなあ。ついついワインが進む。

３月20日（火）
　　丹波市を訪れる。兵庫県の丹波市である。隣が京都の京丹波町、南丹市もある。また兵庫県内には丹波の中心を自負している篠山市もある。町村合併後のネーミングは早いもの勝ちなのだろうが、混乱を呼ぶなあ。事実、地元でもかなり物議をかもしたそうだ。しかも合併後も庁舎はバラバラだったりするから、さして効率化は進められない。そんな話を聞いていると、奈良県の中でも、まったく合併計画のない生駒市にホッとする。丹波地方も、そのうち県境を越えて全部まとめて大丹波市でも作ってくれ。
　　さて丹波では、来年度より進める計画がある。吉野に続いて丹波にも毎月通うことになりそうである。

３月17日（土）
　　野暮用でラッキーガーデンに行く。ちょうど、新たなスリランカ人スタッフが二人やってきていた。一人は以前北海道の店で働いていたそうだが、もう一人は日本語もほとんどしゃべれない。これでスリランカ人は何人になったかな。生駒も外国人が多くなった(^ー^)。ともあれ、ラッキーガーデンも大きくなっていく。第２号店？構想もあるようだ。
　　ところで、生駒山の中腹で下界より多少気温の低いこの界隈だが、すでにツクシは出終わったそうだ。２月中に……。逆に今の方が寒いのでスギナはあまり見かけないが、野の草も伸び始めたし、菜の花も各所に咲いている。そろそろ春の装いを感じる生駒山であった。今年の冬は、ほとんど焚き火も森遊びもできなかった。

３月15日（木）
　　東京の衆議院議員会館でシンクタンク？の勉強会講師、ということで訪れるが、微妙に時間が早かったので、会館の前にあった国会図書館を覗いてみた。昨年は雨の中訪れたら休館日だったのだが……。さすがにデカイ。中を探訪するほどの時間はなかったのでロビーまでだが、いつか時間を気にせず、ここで資料探しをしてみたいものだ。
　　で、時間近くになったので議員会館に行くと、入り口で鈴木宗夫議員を見かける。一人である。思わず「ファンです！」と声をかけたくなった(^^;)。それにしてもこの界隈、警官がいっぱいだし、地下鉄もごみ箱ないし、過ごしにくい町だな。

３月12日（月）
　　朝食後、またもや人づくり塾。みっちり地域づくりについての勉強をする。その後、雪の中の集落に住むターン者のところを訪ねたりしつつ、福島空港へ。折しも吹雪であった。飛行機、飛ぶのか？　と思わせつつ、なんとか帰って来ました。さすがに、ヘトヘトだあ。でも、帰るとすぐに、娘と晩飯作る。いきなり日常にもどってしまった。

3月１１日（日）
　　朝より常磐線で福島県いわき市へ。そこで迎えに来てくれた人のジムニーで葛尾村へ。行程は４時間になる。新幹線を使えば、２時間程度だと思うのだが……。ここで地域づくりの講演。演壇の目の前まで聴衆がいるので、みんなの顔がよく見える(^^;)。聴衆は50人程度だが、10冊持って行った『田舎で暮らす！』が即完売した。
　　その後は地域情報交流会に参加し、さらに夜は酒を入れつつ、人づくり塾の講師。この塾、なんと『田舎で起業！』をテキストに学んでいる。そのまま、またもや７時間。午前様であった。

３月10日（土）
　　「通販生活」のカタログハウスのセミナー講演。それはいいのだが、パネルディスカッションになると、一人が長くしゃべり続けて、ほかのみんなは手持ち無沙汰。隣の人は、レジュメに絵を描いていたよ(^o^)。　それでも多くの人が声をかけてくれた。森林の管理についての相談まで受ける。おかげで拙著も売れて、サインもたくさんした。終わってから、以前よりブログやメールの交換を行なっていた読者と初めて顔を合わせる。そのまま飲みに行ってしまいました。そしてなんと、7時間。午前様になってしまった。だって、楽しかったんだもん。言葉が尽きない、そんな相手と出会うのは久しぶりだ。
　　それにしても、終電に近い時間の山手線が、なぜあんなに混んでいるのか。まさに身体がよじれる思いをした。東京はやっぱり異常な社会だ。

３月９日（金）
　　次の出版の打ち合わせで、東京へ向かう。偶然ながら５月、６月と相次いで本を出すことになったのだ。ただし、１冊はまだ原稿ができていないので、焦っているが(^^;)。それでも、今日は比較的余裕で１日を終え、ホテルに向かっていると……携帯に電話。某編集部より、緊急の原稿依頼。もう予定はパンパンだよ！　と思ったが、返事は「やりましょう！」
　　フリーの悲しさか、来た仕事は断らない貧乏性なのである。いかに３月後半のスケジュールに組み込むか……。とりあえず、タイ式古式マッサージに行って、身体をほぐしました。

３月６日（火）
　　またもや吉野。と言っても今度は夜、東吉野村での講演。夜の講演というのは珍しい。ところで、朝から肩が締めつけられるように痛い。肩こりも重症になってきた。そこで接骨院で思いっきりほぐしてもらってから、出発した。そして講演が終わって帰る途中、ふと思いついて、帰り道にあったスーパー銭湯「あすかの湯」に飛び込む。ここで約１時間、どっぷりと湯船につかる。これで身体、とくに肩はほぐれただろうか。
　　帰宅したのは午前様だった。

３月３日（土）
　　またもや吉野。チェンソーアート練習場づくりである。本当は屋根を葺く予定だったが、諸般の事情によりペンディングとなり、その代わりに敷地の掃除と整地を行う。邪魔な木のん伐採も行った。一気にドレスアップしてきれいな会場となった。名前も正式に「吉野アート・スタジアム」に決定。ここでアートの格闘技が行なわれるのだ！　初回は来週１０日と１１日。……が、私は週末より東京−福島への巡業が入っており、参加できないのでした(^^;)。

２月25日（日）
　　朝から、まず教わったコンニャクを買いに、奥地の集落へ。普通の民家なので見つけるのが大変。さらに星神神社を訪ねる。スターになりたかったら拝まねば。それにしても、とてつもない奥地だ。それからの山越えで十津川村に抜けるが、悪路のカーブの連続。気を緩めると断崖を落ちる。おかげで二日酔いがぶり返した気分になる。
　　その後、順調に１６８号線を北上する。昔はよく通った道だが、すっかり様変わりである。道がよくなり、かなりのスピードが出せたのだが、五條市から葛城市に入った頃から、渋滞に突入。ノロノロ運転になる。寝不足・二日酔い・疲れた身体では事故を起こしそうだ。そこで西名阪自動車道で大阪に出て、近畿自動車道、阪神高速、第２阪奈トンネルで生駒と大迂回を敢行。しかし飛ばせたおかげで、４０分で帰り着けた。飯も食わずに５時間の運転はきつかった。

２月24日（土）
　　和歌山県の龍神村へ。龍神チェンソーカービング倶楽部の顧問に就任したので、記念講演？ということだったのだが、少人数ながら田辺市議会議長も出席する、少々硬めの総会であった。その後、山を案内されたり、地元の伝統の堅豆腐を作っているＩターン者を訪ねたり。龍神村には、豆腐のほか、生コンニャク、ゆずシャーベット、薪窯のパン、梅ドレッシング、桜の花の漬け物と様々なスローフードが作られている。これを回るだけで楽しめる。夜は温泉と懇親会。シシ鍋などと朝３時まで飲む。

２月20日（火）
　　曽爾村へ講演に行く。村長やらと話していると、「先日、生駒の前市長にあったよ」とのこと。なんでも白い髭を伸ばして、水戸黄門のようになっていたという。こんなところで消息を知るとは。講演後は、地ビールを飲んで、曽爾の「お亀の湯」につかる。ここは泉質がいい。露天風呂では夕焼けも見られた。

２月18日（日）
　　某氏家族が、「川がそばにある家に住みたい」と言っていたので、例の吉野町の物件を紹介しに連れて行く。改めて中にも入って見て回ると、まだ人が住んでいた気配が残っている。わりと広いし、土蔵や離れ、それにコンクリートで囲んだ隠れ家？まであった。そして７００坪の畑跡。川は目の前である。環境は気に入ったようだが、ここで商売ができないかと考えているようで、それには向いていないか。さて成約するかどうか。
　　その後、食事をするため東吉野村まで車を走らせ、チャンポン屋に行く。天草チャンポンの店なのだが、これがうまい。田舎でこうした店があるのは幸せだ。

２月17日（土）
　大坂の国立民族学博物館へ、「みんぱくゼミナール」を聞きに行く。今回のテーマが、マレーシアにおける「狂気の文化？」ラターについてだったからだ。このラター、私はまったく知らなかった。説明は難しいが、何らかの気質の持ち主で、ある種の刺激によって、いきなり歌ったり踊ったりえも言えぬことを話しだす人がいるのである。それは無意識だが、数秒間後には元にもどる。その様子をビデオで見せられたから、驚いた。しかも、このラターの人はそんなに珍しくないらしい。不思議だ。
　　ところで、この場で再会した日本マレイシア協会の濱田さんより、行方不明になった京都大学学生の情報を知らされた。院生だったのだが、元留学生の女性を頼ってマレーシアに渡ったまま、姿を消したというのだ。その後、元留学生は離婚して、ハンガリー人と再婚してどこかへ行ってしまったという。なんらかの事件に巻き込まれたのは間違いない。イスラムでは、女性絡みのトラブルは怖いから、もしかしてもしかする。海外で姿を消す日本人は意外と多い。

２月14日（水）
　　大坂・天満宮の古本市に行く。が、雨なんだなあ。それも、かなり荒れるという予報が。おかげで露店の古本市も、みんな開店休業中。雨よけのカバーもかけているし。たしかに客は、10人に満たない。そんな状態の中に訪れただけで、店の人には感謝されてしまう。つい雑談もする。店の中でおでんを作っている人もいて、完全に休業モード。「どう、食べる？」と進められてしまった。そんな関係になってしまうと、何か本を買わねば、という気になって、そこそこの冊数を購入した。
　　ちなみに今日は、バレンタインデーであった。娘は、どっさりもらってきた。あげた、のではない。もらってくるのである。今では女の子同士でチョコをあげる「友チョコ」全盛らしい。娘は、ホワイトデーにお返しをすることに頭を痛めている。ちなみに男にやる気はまったくなし。そのうえ娘は、実はチョコが苦手なのだ。だからクッキーにしてもらったりしているが、一部は私のところにも回ってくることになっている。

２月12日（月・祝）
　　昨日までの作業で身体のアチコチをきしませながら、今日は「生駒山系・歴史文化フォーラム」へ出席。今回は、私がしゃべる出番はなかったのでのんびり聞いているだけである。でも、演者の一人・吉村元男・鳥取環境大学教授は、生駒山に大阪府立公園を建設する話で、企画書に詩を書いた体験談をして、わざわざ連れてきた姪に朗読させるという離れ業？をしてみせた。実は私も幾度か取材でお逢いしているのだが、この詩の朗読で大蔵省から予算を引き出した話も聞かせていただいている。

２月11日（日）
　　今日も、昨日の続き。ログハウスの周りの山は雪がうっすらかかっていた。現場も雨が降ったりと、結構厳しい環境である。とにかくデカイ丸太と格闘を続け、私もドリルも使ったしフォークリフトにも乗ったり操作したりと、貴重な体験であった。結局、時間までに完成しなかったけれど、私は戦線離脱させていただく。でも、明日も残って作り続けているんだなあ。
　　
1日目の様子。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2日目はこんな感じ。あと屋根も葺かねばならない。

２月10日（土）
　　吉野チェンソーアートスクールのための常設練習場「吉野アートスタジアム」づくりに出かける。私も出資した、地域づくりの起爆剤である。新鹿路トンネルの南側なのだが、そこに屋根を作る作業に参加。これが、大変なんだな。クレーンカーもフォークリフトも登場して、ああでもない、こうでもない、と作業する。私は、わけがわからないまま、お手伝い。さすがに疲れた。
　　でも、夜は津風呂湖温泉につかって、ログハウスに泊めてもらい、薪ストーブと一夜を明かす。一緒に泊まったのは、岐阜から手伝いにきていただいた元大工。この人、ただ者ではなかった。合掌造りの家も造ったり移築していたのだ。しかも、自分自身が子供のときは合掌造りの家に住んでいたという。その話に興味津々。
建設現場。　　　　　　　こんな大木が材料。
安全第一とはいうものの、結構危険な現場であった……。

２月５日（月）
　　朝から川上村まで車を走らせて、朝拝式に参列してきた。５５０年間の歴史で一番人が多い、というほどごった返していた。昨年まで、どちらかというと秘儀・秘祭だったのだ。一般人は参列もできず、見学も制限されていた儀式である。今年は解禁になったので、初めて来た人も多いのだろう。（写真）
　　さて、帰り道、ヒッチハイカーに出会い、思わず拾う。４０近い男だが、８ヶ月前に札幌を出て、小笠原や沖縄など離島のほか全国を野宿で回っているのだという。暖冬とはいえ、野宿かあ。昔の自分を思い出す(^^;)。希望通り、大宇陀まで乗せた。さて、これからどこへ行くだろうか。
　後南朝の皇胤・自天王の兜や鎧を祀る。

１月30日（火）
　　今度は大阪で「元気なオヤジ倶楽部シンポジウム」というのを覗きに行く。今回も、知り合いがパネラーなどで出演するため。こちらは、テーマが「田舎で起業！」という拙著のタイトルそのものなのである。つまりリタイヤした中高年が田舎を舞台に起業しませんか、ということ。先の緑の雇用が雇ってくれ、というのに対して、こちらは片足だけ田舎に置いて、そこそこ儲かる商売を始めませんか、それが田舎を助けることにもなるんですよ、というものだ。やはり2007年の団塊の世代をターゲットにしている。こういう仕掛け人が、必ず出るものだ。でも、実際に起業を実行するのは1％程度だと思うよ。そして成功するのはその1割かな。むしろ、起業予備軍として、田舎のビジネスの顧客にすることを狙っているのだと思う。
　　このシンポは夜なので、先に大阪に出てサウナに入ってからの参加。身体がほてっていた。

１月28日（日）
　　大阪ＯＭＭで開かれた「森林の仕事ガイダンス」を覗きに行く。ようするに全国各地の林業職に就きたい人向きの就職相談窓口だ。結構賑わっていたが、例年よりは少ないらしい。ただ多いのは、中高年。いわゆる２００７年の団塊の世代引退が、田舎暮らしの手段的に「緑の雇用」を利用できないか覗いているのだろう。加えて、大卒見込み？かと思える若い女性もちらほら。おそらく来場者の１割以下しか本気ではないと見た。
　　まあ、私の目的は、知り合いが出演することと、彼らとの相談事、それに情報収集である。ついでに司会の葛城奈海さんを直に見てみたい、というよこしまなものであった(^^ゞから、達成できたことになる。

１月23日（火）
　　ご招待で、ＮＰＯ法人国際生涯学習文化センター主催の日高義樹講演会に行く。実は、こことは２０年来のつきあいだ。当時はＯＣＣ大阪市民大学センターと言っていたが（今も、この名は一応使うようだ）、何かとお世話になっている。
　　ところで今回感じたのは、参加者の年齢が上がったこと。かつては若者が集う場的な雰囲気だった。人生迷っている？男女がたくさんいたのである。ところが、今は団塊の世代が大挙して受講している。まさに時代が変わった気がした。リタイヤした人が、行き場を探しているのだなあ。
　　ところで講演は、ブッシュ応援団のハドソン研究所にいる人らしい、ネオコン的世界情勢の分析だった。こんなの聞いて、団塊の世代は、何を模索するの？　株式投資先を探すのか？

１月19日（金）
　　京都府の森林と林業のつどいに参加。懇親会までいたので夜遅く生駒に帰って来たが、少し「モニカーノ」に寄ってワインを飲んでいた。すると見たような顔の人が。中村哲治はんであった。今度は参議院奈良地方区に立候補だから全県を回らないといけない。今日も橿原や下市に行っていたそうだ。なんだかんだと話しているうちに医療やら談合やらまちづくりやら政治談義となる。考えてみたら、これまでも接触あったのだが、真面目に話し込むのは初めてか。奈良県南部を回るなら林業を勉強してもらわねば……と、京都で話していた林業論の繰り返し。俺も好きだな（笑）。
　　中村はんは、以前より角がとれて柔らかくなった印象がした。人間、苦労するのはよいことだよ（これ、自分にも言い聞かせる）。

１月１４日（日）
　　映画「パプリカ」を観る。筒井康隆原作のアニメだが、これはアニメでしか表現できない世界だ。よく、あの夢の世界を描いたと思うし、わりと複雑な人間関係を整理して短い時間（１時間半）にまとめたという印象。夢探偵のパプリカも可愛い。
　　意外なことに、筒井康隆はヒロインづくりがうまい。徹底的に笑いを追求したドタバタと、実験小説の大家となった筒井だが、よく考えると魅力的な女性ヒロインを常々創造している。初期には「時をかける少女」の芳山和子、中期には「家族八景」の火田七瀬、そして後期が、このパプリカ（千葉敦子）ではないか。いずれも超能力を持ったり、夢に侵入できるが、決してヒーロー的な活躍はしないのに、魅力的。……と書いてから、「パプリカ」の映画評などをネットで探してみたら、なんと上記と同じ３人のヒロインについてのコメントがあった。みんな感じているのだね(^^;)。
　　それにしても、アニメ映画「時をかける少女」は、昨年の最高傑作と思ったが、こちらも捨てがたいなあ。



　　

１月１３日（土）
　　某氏より頼みごとをされた。親が亡くなったのだが、故郷の家が空き家になっている。欲しいという人がいれば、譲りたい…。ちなみに家は、奈良県吉野町の渓流沿いにある。肝心の家は、建坪５０坪ほどの平屋。築１５０年ほどの農家づくり。それに土蔵と離れ、駐車スペースがある。さらに畑もついて、敷地は７００坪ほど。家は、すぐ住める状態だという。プロパン使用だが、おくど（かまど）もある。トイレは水洗。土間あり。
　　川遊びも可能なら農業の真似事もできる。車で２分の圏内に、商店や銀行などが並んでいる。なかなか魅力的な物件ではないか。そのうち現地を見てくるか。誰か買手を見つける前に、私が借りて別荘としたい(^o^)。

１月９日（火）
　　昨夜（未明）、我が家のウサギが死んだ。夕方から突然様子がおかしくなって、餌も食べなくなり、身体を苦しそうに伸ばして、横たわっていた。そして気がついたら息を引き取っていた。原因は不明だが、随分前から下血が多かった。ただ食欲はあるし、元気に動き回っていたから気にしていなかったのだが……。
　　今日は、娘と山に埋葬に行く。先代のウサギの墓の横に埋めた。あまりなつかないウサギだったので、いつも邪険に扱っていたのだが、死ぬとやっぱり寂しい気持ちになる。当分、動物を飼うのはお休みだ。

1月６日（土）
　　娘の誕生日である。毎年、家族で会食しているが、今年は何がいい？という質問に対して「インターネットがしたい」という答であった。娘には私の古いパソコンを与えているが、インターネットはできない。ＬＡＮを組んでいないからだ。その理由は、単に私がＬＡＮの設定の仕方がわからないことと、面倒だから(^o^)。それを何とかしてくれという要求であった。
　　そこで、ケーブルなどを買ってきて、つないでやった。なんだ、やれば簡単じゃないか。無線ＬＡＮまでするのは大変かもしれないが、有線はすぐだった。よし、これで誕生祝いオシマイね。ところが、その後買い物に行って、なぜかケーキを買うはめになり、さらに夜は会食に出ることになった。私は、近くの簡単な店で、と思っていたのに、なんとしたことか、遠出してわりと高級な料理店でフルコースを注文することに。高くついた……。
　　娘の誕生祝い三重取りの日であった(;Ｏ;)。

１月３日（火）
　　宝山寺に初詣。御神籤引いて、賽銭投げて、手を合わせて、ゆっくり奥の院まで全部まわって参拝する。何人か知った顔を見かけた。御神籤は、大吉。実はここ数年、吉ばかりが続いていた。少しは運の風向きも変わるか。
　　ちなみに行きも帰りも駅前から歩いた。ちょうど行きがけ、ナイヤビンギのマスターにあった。これでは帰りに寄らないわけにはいきませんねえ。久しぶりだが、たった一人で元旅館の一室を貸し切れるのは快感だ。しかも和室。ぜんざいを食べて、まったりした時間を過ごす。

これ以前は、こちらへ。（２００６年１０月〜１２月）