元気になりませんか? 森を歩いて…。

2011年は国際森林年だからこそ、森に頭と身体で注目したい。森を歩けば、何かが起こる。

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カラー版 元気になる! 日本の森を歩こう COLOR新書y
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 著者   日本の森を歩く会
 出版元  洋泉社 03-5259−0251
 定価   本体1000円+税
 発売日  2011年5月21日
 ISBN978-4−86248−716-2
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  本書の執筆を担当したことになっている「日本の森を歩く会」とは、すなわち本書を執筆した複数の人間の集合体を表しているのであって、本当に会として存在するわけではない。私も知らないまま、会になっていたのである(笑)。
  当初は、私にいくつかの森林ルポを執筆するよう依頼があったのだが、候補を上げているうちに、どんどん増えて、しかも単なるガイドにしなかったので、私の分が第二部として独立した。  最初は3つ4つのはずが、いつしか7つに……。締め切り前であることを考えると、泣きそうであった。
  いずれも歴史から説き起こし、動植物の生態系にも分け入った。日本の森林の特徴と魅力を紹介したつもりである。だから、単なる森歩きガイドになっていない。面白いのは、いずれも人の手が入った森であることだ。本当の原生林は片波川流域ぐらいで、あとは原始林と名がついても原始の状態とは言えない。


目次

インタビュー 養老孟司氏      日本人と森との関係、これからの可能性

第一部 魅力的な日本の森に出かけよう    古川琢也・尹雄大

インタビュー 池田清彦氏      ぼくはこうして森と触れ合ってきた

巨樹に魅せられて 高橋弘

第二部 森をより深く味わう     田中淳夫
   
白神山地
   生駒山
   片波川源流域の伏状台杉の森
   日本万博記念公園の森
   海上の森
   春日山原始林
   田上山


インタビュー 上原巌氏
        森の楽しみ方−森林療法的なアプローチとは

第三部 森と木を理解するための20の知識 漆原次郎